深海にすむサメの新種を、日本やオーストラリアなどの共同研究チームが発見した。きっかけとなったのは、奇妙な形をした「ナゾの卵」。見つかってからずっと正体がわからなかったが、ある発見をきっかけに、卵から新種と判明したという。
発見したのはヘラザメ属の一種で、北海道大学の仲谷一宏・名誉教授や、オーストラリア連邦科学産業研究機構のウィリアム・T・ホワイト博士らの研究で新種と確認された。魚類に関する専門誌「ジャーナル・オブ・フィッシュ・バイオロジー」に論文が掲載された。
一般的に魚の新種を報告する際には、まず標本となる魚の体のつくりなどを既知の魚と比較する。
突破口はオーストラリア沖に
ところが、今回新種とわかっ…
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル